| ACCESS 7 「FIREMEN」 |
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とある夜に近くの民家で火事が起こった。 いつも暇を持て余している消防班にも出動命令が下った。 今までの仕事といったら、ゴミ収集車か、グランドの水撒きしか仕事がな かったからだ。 もしかして昭和40年ぐらいの製造のボンネット消防車が、初めて消防車と して活躍するんじゃなかろうか? それはさておき、非常呼集が発令された。 「消防隊全員グランドに集合!」 うーんかっこいい!と思ったのもつかの間、 「ホースがありません」だとか「T倉士長がいません」とか、しまいにゃ ゴムぞうりで集合する始末。 不安だ・・・。 とにかく出動したけれど、現場まで道に迷った。 なんとか煙を頼りに到着すると、すでに火は消えていた。どうやら小火だ ったようだ。よかった。 でも、よくない人がいた。自衛隊の偉い人だ。(某幹部様です) ここまで来たからには意地でも水をぶっかけたいらしく、よせばいいのに ホースを延ばせと言い出した。 命令は絶対である。(と、自衛隊では教えている。) 上官に逆らうことは許されない。(と、教えられた。) 言い出したら自衛隊の偉い人は頑固である。(これほんとです。) 「えー本当にいいんですか?」と、聞くと 「まだ煙が出ているじゃないか!」と、怒られた。 ぺーぺーの私が出る幕ではない。 とりあえず、仕事をしているフリをして野次馬になった。 すると、展開していた連中に向かって誰か叫んでいた。 本物の消防士だった。 「じゃますんなー!あっちいってろ!」 本当に怒ってる。いわんこっちゃない。 自衛隊の連中はホース担いでどこに置こうか右往左往している。 そりゃ邪魔ってもんだ。 あっ、ぶつかった・・・。確かに邪魔だ。 一体何しに来たんだかねぇ。 そうこうしているうちに私の知らない間に話が決まったらしく(別に私に 断らなくてもいい事だけど。)撤収になった。 やっと帰れる。 ホースをしまい(以下中略)、やっとの思いで部屋に帰ってきた。 次の日、「消防隊の訓練が足りん」と、消火訓練の日程がくまれていた。 侮るがたし自衛隊、そして幹部。 |