ACCESS 8  「ちんちんせいじん 2」

 自衛隊の夏である。常夏である。夏と言えば海である。

この日も、某H尾3曹はまぶしく輝く海に向けて燃えていた。

さんさんと輝く太陽、ピチピチのギャルたち・・・。

海という響きに彼の心は躍っていた。そのことが彼をこのような行動に

走らせてしまったのだろう。

ある夜、I色1曹は仕事を終え、内務班に戻ってきた。

すると部屋にはH尾3曹が一人ベットに座ってでテレビを見ていた。

ところがI色1曹が服を着替えていると視線を感じるのだ。

「なんか用か?」と聞くと、

「いえ、なんでもないっス・・。」と言うばかり。

I色1曹はそのときは特に気にもとめなかったのだが、着替え終わってか

らも更に視線を感じるのだ。

ベットに座ったままでこちらの様子をうかがっている。

「何だよ、何で見ているんだ?」

「いえ、ほんとなんでもないっス。」

H尾3曹の行動が余りにも怪しいので、近づこうとすると、

「ホント、何にもないですから、あっ、こっち来ないでください!」

なんて言ってしまったものだから、さあ大変。

I色1曹は強行突破にでた。

なんと、H尾3曹は下半身裸だったのだ。

ベットに座って小さいロッカーの影に隠れていたのだ。

上半身はジャージを着ていたのでわからなかったが、まぎれもなく下半身

はスッポンポンになっている。

H尾3曹曰く「脱毛クリームを塗っていた」そうで、塗っているところに

I色1曹が帰ってきてしまったため、あわてて隠れたが恥ずかしくて出てい

くのを待っていたそうである。

これが有名な「脱毛クリーム事件」のあらましである。